明細カテゴリについて [Item Category]
明細カテゴリについて [Item Category]
トランザクションコードVA01を使用して受注伝票を登録する際に、明細カテゴリというカラムが目に入ります。
この明細カテゴリによって、入力した品目の細かい設定がコントロールされるのですが、品目を入力すると自動的にTANやTANN、そのほかの文字が入力された状態になります。
これはConfigurationで事前に定義しておくことで動きを規定できるものです。
作業的にはSPRO->Sales and Distribution->Sales->Sales Document->Sales Document Item->Item Category Assignmentにて定義していきます。
ここで、[sales document type x Item Category Group x Higher level Item Category x Usage]によってどの品目カテゴリを品目に当てはめるのかが決められるのです。
*この作業をItem Category Determinationと言います。
また、販売伝票タイプと同様に、明細カテゴリによってコントロール可能なパラメータも多数存在します。
例えば、、、
Billing Relevance:特定の商品の請求に関連し、請求に関係ある場合はチェックします。商品が請求に関係なければ空白にします。
Pricing Relevance:価格のつけ方も異なります。完成品に価格をつけるか、構成品のそれぞれに価格をつけるのか。
Delivery Relevant:明細カテゴリでのdelivery relevantでは伝票ではなく、品目レベルで品目が出荷に関連があるかを判断します。
他にほ沢山のパラメーターがある訳ですが、それなりにボリュームもあるのでまとめるのはまたの機会にさせていただきます。