会社間取引の業務プロセスとコンフィグ
・会社間取引とは?
1クライアントに複数の会社コードとそれらに紐づく販売組織が定義されているとします。(Ex.会社コードUS01/CA01、販売組織US01/CA01)
会社コードを跨った販売取引のことを指します。
例えば、一方の販売組織が自社にない在庫の受注を受け、別の会社コード下のプラントから受注品目を得意先に出荷する場合が該当します。
・プロセス
会社間請求(JA01の売掛用会計伝票作成)部分は出力タイプやらIDocやらが絡みます。
・受注元とは別販売組織下のプラントから得意先に出荷するためのコンフィグ
①販売伝票に対する会社間請求タイプの割当
例として、ZZ01(別会社受注)
Path: SPRO – IMG- Sales and Distribution –Billing-Intercompany Billing – Define Order types for Intercompany billing
➁供給元の販売エリアに対する出荷プラントの割当
Path: SPRO – IMG- Sales and Distribution –Billing-Intercompany Billing –Define Organizational Units by Plant
➂出荷プラントの会社間取引用受入販売組織及び流通チャネルへの割当
Path: SPRO- IMG- Enterprise Structure-Assignment- Sales and Distribution-Assign Sales Organisation-distribution channel-plant
④内部得意先の作成
例では販売組織US01がJA01の得意先。Tr-cd:BPで得意先をJA01に関与する形で作成する。例えばBP1000000093。なお、出荷側=JA01の販売エリアに対して拡張しないとエラーが発生する。
その後、作成した得意先をUS01に割当てる。
Path: SPRO – IMG- Sales and Distribution –Billing-Intercompany Billing –Define Internal customer number by the Sales organization