請求伝票について [Billing Document]
請求伝票について [Billing Document]
前回の記事では請求伝票タイプについて見ました。
今回は請求伝票が持ついくつかのコントロールについて見ていきます。
1)Posting Block
Invoiceが自動的に会計処理を行うことをブロックします。会計処理を行いたい場合は、請求伝票を作成する際に画面上部の緑色?のフラッグをクリックします。
Invoiceを会計処理した場合には取り消し不可能なので注意です。
取り消しの際にはCance Invoice(S1,S2)やDebit/Credit Memoを使用します。
Posting Blockの意義は、責任者に会計処理の承認をとってもらう事で、会計上のミスを防ぐことかと思います。
2) Invoice List
商品が売れるたびに得意先にInvoiceを送っていたら結構な手間になります。得意先は一つひとつ処理しなければなりません。
ここで使用するのがInvoice Listです。Invoice ListはInvoiceをグループ化し、毎月やある一定の期間ごとに顧客にInvoiceを処理してもらいます。つまり、Invoice Listとはその名の通りInvoiceの集合体なんですね。
会計で使用する伝票には参照番号が保持されており、これをInvoice Numberと呼びます。得意先にInvoice Listを処理してもらった場合、ListにあるInvoice Numberに紐づいたInvoiceのそれぞれが処理されることを意味します。